t>

6月1日、海外メディアによると、アクションカメラの代名詞であるGoProが、米証券取引委員会(SEC)に提出したForm 8-Kの添付書類で財務諸表を改訂し、「継続企業の前提に関する重大な疑義」を開示したことが報じられた(英Digital Camera World誌の記事)。かつて時価総額100億ドル超えを誇った同社は、直近では約2億ドルまで下落している。
その厳しい状況下で発表された新製品が「GoPro Mission 1」シリーズだ(レビュー記事)。「コンパクトなシネマティックカメラシステム」として導入された同シリーズは、1インチセンサーを搭載し、最上位モデル「MISSION 1 PRO ILS」はマイクロフォーサーズマウント(MFT)を備えたレンズ交換式である。
当然ながら、MFTマウントは防塵・防水に対応しておらず、市販レンズもすべてが防塵・防水というわけではない。つまり、最上位モデルは水中撮影や激しいアクション向けではないのだ。
これに対し、多くのカメラユーザーは戸惑いを隠せない。一体GoProはどこへ向かおうとしているのか。
実はアクションカメラ市場では、こうした変化は徐々に起こり始めている。アクションカメラはもはや「アクションからの卒業」がテーマになりつつあるのではないか。
発端はInsta360だった。2024年に発売された「Insta360 Ace Pro 2」専用として、中国のカメラアクセサリメーカーTilta Technologyが「Ace Pro 2 Xplorer Grip Kit」を発売したのは今年3月のこと。Insta360からも同梱製品が発売されたことから、両社の共同開発とみられる。メタルケージにメカニカルなシャッターボタン、グリップを組み合わせたこのキットは、アクションカメラをデジタルカメラ風にホールドするものだ。Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.