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サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会で、アルゼンチンの選手が15日、アトランタ競技場で行われたイングランドとの準決勝の試合後に政治的なメッセージを掲げた。ロイター通信が報じたところによると、その旗にはスペイン語で「フォークランド諸島はアルゼンチンのものだ」と書かれていた。
国際サッカー連盟(FIFA)はスタジアムへの政治的な旗などの持ち込みを厳しく禁じている。この規則は、試合の政治的中立性を保つ目的で設けられているが、今回の行為がその規則に抵触するかどうかは注目されている。
リサンドロ・マルティネスとジオバニ・ロセルソがその旗を手に取り、サポーターとともに勝利の喜びを分かち合った。両選手は試合後、大声援を送るファンに向かって旗を振り、その光景は国内外で物議を醸している。
英領フォークランド諸島を巡っては、1982年にアルゼンチンと英国の間で領有権を争う紛争が勃発した。この歴史的な因縁は両チームの間にも緊張をもたらし、サッカーの枠を超えた政治的な意味合いを持つ一戦となった。
前回大会王者のアルゼンチンは、この注目の一戦でイングランドに2―1で逆転勝ちし、19日(日本時間20日)にスペインと対戦する決勝へと駒を進めた。両国の因縁を背景にした試合は、スポーツと政治の交錯した瞬間として記憶されることになる。