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ソニーフィナンシャルグループ(FG)の遠藤俊英社長は25日、子会社ソニー生命保険で営業社員が顧客から不正に金銭を受け取っていた問題に関し、東京都内で開かれた株主総会で「経営責任は調査結果を踏まえて適切に判断する」と述べ、自身の責任に初めて言及した。
株主から不正の実態や責任の所在について質問を受けた遠藤氏は、「再発防止策の着実な実行と信頼回復に取り組むことが経営の最優先課題だ」と強調し、現在進行中の調査結果を待つ姿勢を示した。
ソニー生命では、営業社員4人が在職中に顧客14人から計約1億2000万円を不適切に受け取っていたことが内部調査で明らかになっている。この事実は、顧客からの問い合わせが相次いだことを受けて発覚した。
同社は被害の全容解明に向け、全契約者約280万人を対象に同様の不正がないか調査を進めており、結果次第では追加の対応を取る方針だ。
遠藤氏は「この事態を重く受け止め、二度と起こさない体制を構築する」と述べ、グループ全体のコンプライアンス強化に取り組む決意を表明した。