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ATLANTA, GEORGIA – JULY 01: Jordan Henderson #14 of England arrives at the stadium before the FIFA World Cup 2026 Round Of 32 match between England and Congo DR at Atlanta Stadium on July 01, 2026 in Atlanta, Georgia. (Photo by Steph Chambers – FIFA/FIFA via Getty Images)イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(ブレントフォード)が、ワールドカップ南米予選とも言える大一番の後、思わぬアクシデントに見舞われた。5日に行われたラウンド16のメキシコ戦を3-2で制した直後、ゴール裏の自軍サポーターの下へ駆け寄り喜びを分かち合ったヘンダーソン。ロッカールームへ戻るためピッチに再び入ろうとした際、広告看板を飛び越えたところでバランスを崩し、左半身から倒れ込んでしまった。
転倒の衝撃は大きく、ヘンダーソンは左腕を骨折。酸素吸入を受けながら担架で運び出され、そのまま病院へ搬送された。試合後、トーマス・トゥヘル監督は「かなり深刻なケガのようだ」と沈痛な表情で語っており、チーム内外から懸念の声が上がっていた。
ヘンダーソンは8日、米カンザスシティで手術を受けたことを明らかにした。当初の見通しでは、ワールドカップの残り全試合を欠場するとみられていた。しかし、イギリスメディア『BBC』などによれば、可能性は低いながらも完全にメンバー入りの道が絶たれたわけではないという。ギプスを装着してプレーする選択肢も検討されており、少なくとも大会期間中はチームに帯同し続ける方針だ。
チームメートのMFモーガン・ロジャーズ(アストン・ヴィラ)は、ヘンダーソンの存在の大きさをこう語る。「あの出来事こそが彼という人間、そして彼の人柄を物語っている。大会の残り期間も、彼が僕たちと関わり続けてくれることを願っている。彼自身は諦めていないし、僕たちもそうだ。自分の身体や能力への信念、自信、そして彼が体現する姿勢は、このグループにとって非常に大きなものだ。彼はグループの心臓のような存在なんだ。ここ48時間で何があろうと、今朝彼が笑顔で幸せそうにしている姿を見られたのは素晴らしかった。できるだけ早く彼がピッチに戻れればと思う」
骨折という重傷を負いながらも、ヘンダーソンは前向きな姿勢を崩していない。チームの精神的支柱として、ピッチ外から仲間を支える役割に徹する可能性が高い。今後のイングランド代表の戦いにおいて、彼の存在がどのような影響を与えるのか。指揮官トゥヘル監督の判断にも注目が集まる。