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茨城県にある「サウンドステーション・クァンタム」が手がけた、フォーカルの超ハイエンドスピーカー「Utopia Be ULTIMA」を核としたトヨタ『クラウンクロスオーバー』のインストール事例。経験豊富なオーナーも思わずうなる高音質サウンドが実現した。
オーナーの揚妻さんがまず重視したのは、スピーカーのポテンシャルを最大限に引き出すための下地選び。特にミッドバスのインストールにこだわり、ドア背面の“抜け”を優先して車両を選んだという。「伸びやかなサウンドを引き出すには、クラウンのドアが最適だと感じました。ドアが詰まったクルマだと中低域がこもりやすいので、それを避けたかった」と振り返る。
注目すべきは、ドアのバッフルにフォーカル「ユートピアM 3.5WM」をミッドレンジとしてインストールした点だ。クラウンクロスオーバーは形状の都合上、ドアミラー裏へのミッドレンジ取り付けが難しかったため、ドア本体への設置を思いついたという。結果について揚妻さんは「中域の抜けが良くなり、しっかりと鳴ってくれるミッドレンジになった。満足度は高いです」と評価する。ミッドバスの上にプレスラインを設けたバッフルにミッドレンジを据えるデザインは個性的で、ドア全体に圧倒的な存在感を与えている。
揚妻さんが最も魅力を感じているのが、ベリリウム素材のドームツイーターだ。極上のナチュラルサウンドを再生できる点が決め手となり、「ベリリウムツイーターを生かすセッティング」を徹底。Aピラーにしっかり角度をつけ、シンプルなデザインで周辺からの影響を最小限に抑えたインストールにより、ツイーター本来のサウンドを余すところなく届ける。「Utopia Be ULTIMAのミッドバスは磁気回路がしっかりしていて鳴りっぷりが良い。そこに動きの良いユートピアMのミッドレンジを加え、一番のお気に入りであるツイーターのナチュラルサウンドを組み合わせたフロント3ウェイは、狙い通りの仕上がりです」。
プロセッサーにはブラックスDSPを採用。高い調整能力とベーシックな音の良さを引き出すハイエンドDSPとして機能している。操作部と表示部を兼ねるダイレクターは、センタークラスターの空きスペースに巧みに設置。操作性と視認性を両立させ、高音質と普段使いを両立するベテランらしいセッティングだ。音源には高音質DAPとして定評のあるアステル&ケルン「SP2000」を採用。ラゲッジのサブウーファーをステレオ駆動することで低音へのこだわりも具現化し、クラウンクロスオーバーに絶好のハイエンドカーオーディオサウンドを構築することに成功した。