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MIAMI GARDENS, FLORIDA – JULY 03: Lionel Messi #10 of Argentina poses for a photograph with the Superior Player of the Match award after the FIFA World Cup 2026 Round of 32 match between Argentina and Cabo Verde at Miami Stadium on July 03, 2026 in Miami Gardens, Florida. (Photo by Steph Chambers – FIFA/FIFA via Getty Images)アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が、FIFAワールドカップ2026決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)でのカーボベルデ戦を振り返った。アルゼンチンメディア『TyC Sports』が伝えている。
試合は延長戦の末、3-2でアルゼンチンが勝利。29分にメッシが先制点を決めたが、59分に追いつかれ、延長戦では93分にリサンドロ・マルティネスが勝ち越し、103分に再び同点とされた。111分、メッシのコーナーキックからクリスティアン・ロメロのヘディングが相手のオウンゴールを誘い、決勝点となった。
メッシはこの試合でW杯史上初の通算30試合出場を達成。さらに前人未到のW杯通算20得点を記録し、自身の持つW杯連続得点記録を8試合に伸ばした。120分フル出場し、プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出された。
試合後、メッシは「このチームは長い間証明し続けてきたことだが、最後まで戦い抜く集団なんだ。今日はセットプレーが重要な役割を果たした。最近はなかなか得点に結びつけられていなかった要素だけど、こうした試合ではそれが勝敗を分ける。僕たちにはヘディングの強い選手、空中戦に長けた選手が揃っているからね」と語った。
また、W杯初出場ながら決勝トーナメントに進出してきたカーボベルデ相手に苦戦した理由について、メッシは「効果的にプレスをかけられなかった。守備的MFからセンターバックへパスを通そうとする際、ライン間の距離が開きすぎてしまうことが多く、センターバックが前に出てギャップを埋めるには距離がありすぎた」と振り返った。
さらにメッシは次のように続けた。「連携が噛み合っていなかった。相手とのマッチアップがうまくいかず、常に相手に数的優位を作られてしまった。ボールを持っていない時でさえ、適切にプレスをかけられなかったせいで、相手に走らされる展開になってしまった」
それでも、メッシは「このチームがスペインやウルグアイに負けていなかったのには理由がある」と、カーボベルデの実力を認め、難しい試合になると予想していたことを明かした。
「僕たちは最も難しいとされる先制点を奪うことに成功し、そこから自分たちのペースに持ち込めると思っていた。しかし、実際には全く逆の展開になった。ボールを失い、守備ラインを下げすぎてしまい、効果的なプレスをかけられなくなってしまったんだ」と、試合の展開を反省した。
「相手は自分たちの強みを生かした戦いをしてきた。難しい試合になることは分かっていた。これはノックアウトステージであり、簡単な試合など一つもない。メンバー表のビッグネームだけでチームを判断しがちだが、決して楽な試合にはならないと理解していた。これこそが、W杯の特徴だ。実力が拮抗していて、状況は非常に複雑だ。どの試合もとてつもなく厳しいものになる」と、W杯の厳しさを強調した。
そして、「今日は良いプレーであれ悪いプレーであれ、いつものように多大なエネルギーを費やした」と120分を戦い抜いた疲労を明かしたメッシは、「今重要なのは、休息を取って、前を向いて、ポジティブな要素を見出すことだ。実際に良いプレーもあったけど、それと同時に、ミスを修正する必要もある。今日はかなり多くのミスがあったと思う」と、ラウンド16のエジプト戦に向けて改善の必要性を口にした。
なお、この試合ではメッシのコーナーキックが決勝点に直結。アルゼンチンはセットプレーで勝負強さを発揮した。守備面では課題を残したものの、攻撃ではメッシの個人技と連携が光った。
カーボベルデは大会初出場ながら、延長戦まで王者アルゼンチンを追い詰める健闘を見せた。指揮官は「本当にあと一歩のところまで迫った」と悔しさをにじませた。
メッシはこれでW杯通算20得点。8試合連続得点は大会記録を更新中。ラウンド16ではエジプトと対戦する。エジプトはサラーを擁し、前回大会王者にとって厳しい戦いが続く。
アルゼンチンはラウンド16以降も過密日程が続く。メッシの疲労管理が鍵となる。チーム一丸となって連覇を目指す。