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ロシア国防省は23日、首都モスクワ近郊で訓練用の戦闘機が離陸に際して墜落したと発表した。搭乗員は緊急脱出し、命に別条はないとした。また、墜落現場は無人地帯で、地上にも被害はなかったと指摘した。タス通信が伝えた。
露国防省は墜落した戦闘機の機種名には言及しなかった。ただ、経済紙コメルサントなど複数の露メディアは同日、墜落したのはロシアの最新鋭ステルス戦闘機「スホイ57」だったとする消息筋の話を伝えた。
高いステルス性や超音速巡航能力などを備えるスホイ57は、米ステルス戦闘機「F22」や「F35」と同じ第5世代ジェット戦闘機に分類される。露メディアによると、2010年に初飛行し、19年に量産が開始された。
ロシアが軍事介入したシリア内戦で試験的に実戦運用されたほか、ウクライナ侵略にも投入されている。今回の事故は、同機が戦闘任務で多用されるなかで起きた。
ロシア国防省は今後、事故原因の詳細な調査を進める方針で、訓練飛行の一時停止など安全措置も検討されているもようだ。産経新聞(小野田雄一)が報じた。