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三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は6月9日、小型トラック『キャンター』の一部改良モデルの販売を全国の販売会社および地域販売部門で開始した。
今回の改良の主なポイントは、電動パーキングブレーキの標準装備化である。これまでオプション設定だった電動パーキングブレーキを、1.5t積載車とエコモデルを除く全車種に標準装備した。
この対応は2026年9月から適用される国際基準「UN-R13改正」に基づく。車両停止時にイグニッションOFFやドア開放を検知して電動パーキングブレーキが自動で作動する仕様で、スイッチ操作のみで確実に作動するため、操作性向上や坂道での掛け忘れ防止、確実な制動力保持による駐車時の安心感向上に貢献する。
キャンターは2026年2月のモデルチェンジで環境性能も改良済みだ。エンジン本体の改良と可変ジオメトリーターボ制御の適正化により燃焼効率を高め、フロントバンパー形状の変更や空力性能を考慮したエクステリアパーツ(ドアバイザー標準装備)で空気抵抗を低減。全車種が「2025年度重量車燃費基準(JH25モード)」を達成し、同基準値を5%上回る燃費性能を実現、一部車種では同基準値+10%も達成している。
そのほか、サイバーセキュリティ法規にも対応。オプション設定のセンターディスプレイは「Apple CarPlay」およびグーグル「Android Auto」に対応しており、スマートフォン連携による高い利便性を提供している。