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コロナ禍収束後もアパレル業界では厳しい淘汰が続いている。円安やコスト高、人手不足といった複合的な要因が経営を直撃し、かつて名を馳せたブランドでさえも再編の波にのみ込まれている。
そうした厳しい環境下で、新たな再建支援の担い手が浮上している。アッシュ・ペー・フランスなど5社を相次いで買収した元金融マンだ。彼は令和時代に生まれた新たな”再生屋”として注目を集める。
買収した企業は業績が低迷していたものの、ブランド価値や販路に潜在力を持つ。元金融マンは財務分析や資金調達のノウハウを活用し、短期間での収益改善を図る戦略を取っている。
その支援の特徴は、投資ファンドや商社とは一線を画す点にある。ファンドのように短期的な出口戦略を優先せず、商社のように自社の販路拡大を目的としない。あくまで企業の自立再建を最重視している。
業界関係者の間では、こうした新たなプレーヤーの登場がアパレル再編に与える影響に注目が集まる。伝統的な支援手法とは異なるアプローチが、業界の構造変化を加速させる可能性もある。