
寺内美裕さん(29)はボディコンテストで全国3位に輝く美ボディの持ち主だが、その陰にはうつと摂食障害という深刻な過去が隠れている。筋トレを始めてから人生は劇的に変わったが、競技へののめり込みが新たな心身の葛藤を生むこととなった。
大学生時代、過度なダイエットと周囲のプレッシャーからうつ状態に陥り、摂食障害を発症。体重が急激に減少し、日常生活にも支障をきたしたという。「当時は自分を否定することしかできなかった」と彼女は振り返る。
社会人になってジムに通い始め、筋トレに没頭。筋肉がつくにつれて自己肯定感が回復し、健康も取り戻した。この経験がボディコンテストへの挑戦につながったと語る。
しかし、競技に打ち込むうちに、筋肉への執着やSNSでの比較、過剰な食事制限など新たな悩みが生じた。摂食障害の再発リスクにも悩まされ、「筋トレにも闇の部分がある」と痛感したという。
現在は適度なトレーニングと栄養管理を心がけ、心のバランスを重視している。筋トレのメリットを強調しつつも、行き過ぎた執着は危険だと警鐘を鳴らす。