t>

安川電機は欧州ロボット事業の強化策として、スロベニアのコチェービエ市に新たな物流施設「ERDC(European Robotics Distribution Center)」を新設する。同時に、現地生産子会社であるYASKAWA Ristro d.o.o.を同一敷地内に移転・拡張したことを正式に発表した。
今回の大規模投資の目的は、今後さらなる成長が期待される欧州ロボット市場において、同社の競争力を一段と高める点にある。安川電機は欧州市場を重要な戦略地域と位置づけており、供給体制の強化を急ぐ。
ERDCの新設により、これまで分散していたロジスティック機能を一か所に集約する。この集約により、顧客への配送リードタイムの短縮、物流コストの削減、そして最適な在庫水準の実現を目指すとしている。
また、YASKAWA Ristro d.o.o.の生産拠点拡張では、欧州の顧客ニーズに迅速に対応できる生産能力の向上が図られる。現地生産の拡大は、為替変動リスクの低減や輸送時間の短縮にも寄与する見通しだ。
安川電機は今後、欧州ロボット市場で産業用ロボットの需要増に対応し、自動車産業や一般産業向けに高品質な製品とサービスを提供することで、成長を加速させる方針を示している。同社はこれにより、世界的なロボット市場でのプレゼンスをさらに強化する狙いだ。