
第一三共ヘルスケアは7日、同社が販売する「第一三共胃腸薬プラス」や塗るタイプの鎮痛消炎薬「ロキソニン」シリーズなど計19品目の希望小売価格を、6月1日出荷分から最大約40%引き上げると発表した。
値上げの理由について同社は、原材料や包装資材の価格高騰が長期化しているためと説明。中東情勢の混乱に伴うものではないとしている。
具体的には、48包入りの「第一三共胃腸薬プラス細粒」が2640円から2904円に、25グラム入りの「ロキソニンEXローション」が1518円から1738円にそれぞれ値上げされる。また、20カプセル入りの「プレコール持続性せき止めカプセル」も2475円から2728円に引き上げられる。
今回の値上げ対象はOTC医薬品が中心で、同社は「今後もコスト上昇分を適切に価格転嫁していく必要がある」とコメントしている。他の製品についても今後の状況次第で価格改定を検討する可能性を示唆した。
第一三共ヘルスケアの値上げは、2023年以降、複数回にわたって実施されており、今回で3回目となる。消費者の負担増が続く中、各社の価格転嫁の動きがさらに広がる可能性がある。