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茨城県取手市は2日、利根川を挟んで隣接する千葉県我孫子市と協力し、来月8日夜に予定している花火大会「とりで利根川大花火」の観覧席を、ふるさと納税の共通返礼品として用意したと発表した。席は我孫子市の「東我孫子カントリークラブ」敷地内に設ける。
寄付額は2万4000円で、7月3日から仲介サイト「ふるさとチョイス」などで申し込みを受け付ける。定員は取手市分15人、我孫子市分15人の計30人。
とりで利根川大花火は昭和5年に始まった伝統ある花火大会で、対岸の我孫子市からも見ることができ、夏の風物詩として両市の住民に親しまれている。
共通返礼品になったきっかけは、東我孫子カントリークラブから今年2月、我孫子市を通じて「敷地内での花火観覧を返礼品に活用できないか」と相談があったことだった。取手、我孫子両市と同クラブ、花火大会を主催する取手市観光協会の4者で話し合いを行い、4月の総務省への申請を経て共通返礼品として提供することが決まった。
両市は、共通の行政課題を協議する組織を設けて連携を重ねており、一部の公共施設を両市民が同じ条件で利用できるようにする制度などを導入している。
取手市の中村修市長は「これまで交流を続けてきた両市の深い関係性が認められ、共通返礼品として結実したことを大変うれしく思う。寄付を通じて両市にお越しいただき、地域の魅力を感じてほしい」とのコメントを出した。