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三重県亀山市の新名神高速道路で3月、大型トラックの運転手が「ながらスマホ」をして計6人が死亡した事故で、犠牲になった静岡県袋井市の会社員、松本幸司さん=当時(45)=と妻の恵梨子さん=同(42)=夫婦と子供3人の遺族が25日、報道各社の取材に初めて応じた。一家が亡くなったことを受け止めるには時間がかかるとし「元気な姿を返して」と涙ながらに語った。
事故の日、松本さん夫婦は長女と次女の誕生祝いのため、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)へ向かう旅行中だった。
幸司さんの姉(53)と恵梨子さんの兄(47)の2人が、一家が暮らしていた自宅で取材に応じた。家の中には5人の遺骨が入った箱や家族写真が並び、車内から見つかった焼けたスマートフォンや衣類といった遺品もそのまま残されていた。
一家は地元の祭りに積極的に参加しており、幸司さんの姉は「事故後、地域の人に『とてもお世話になった』と声をかけられた」と明かした。
恵梨子さんの兄は「運転手から謝罪の気持ちや反省の弁が聞ければと思うが、聞けたところで何か変わることはない」と話した。