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長崎県沖の排他的経済水域(EEZ)で12日、停船命令に従わず逃走した中国漁船(11人乗り組み)が水産庁に拿捕された。水産庁漁業取締本部によると、2016年から昨年までの10年間の中国漁船の拿捕(逮捕を含む)件数は計6件で、同期間の外国漁船の拿捕総数の4分の1を占めていた。
同期間の外国漁船の拿捕は計24件に上り、国別では韓国船が最多の15件。中国船の6件がこれに続き、残る3件はその他の国の漁船だった。水産庁はEEZ内での違法操業や停船命令に従わない船舶に対し、漁業主権法に基づく取り締まりを強化している。
今回拿捕された中国漁船は「チオントンユィ11998」。水産庁の取締船「白鷗丸」が長崎沖のEEZで発見し、立入検査実施のため停船を命じたが、これに従わず逃走したため、漁業主権法違反の疑いで拿捕、船長のチォンニエンリー容疑者(47)を現行犯逮捕した。
拿捕に際しては、白鷗丸に加え、「なのつ」「むさし」「白萩丸」の各取締船が捜査支援にあたった。中国漁船の乗組員11人については、現在、氏名や国籍の確認が進められている。
水産庁はEEZ内での違法操業の取り締まりを継続しており、今回の拿捕もその一環と位置づけている。中国政府に対しては外交ルートで抗議し、再発防止を求める方針とみられる。