t>
TRENDING

アルメニア、大阪万博の自前パビリオン断念 建築家「残念」、洪水で予算困難に

1 minutes reading View : 67
アバター画像
Haruki Sato
国際 - 23 5月 2026

2025年大阪・関西万博で独自に設計・建設する海外パビリオン「タイプA」を予定していたアルメニアが出展を断念したことが明らかになった。建設業者も決定し、すでにプロジェクトが動き出していた中での異例の撤退で、デザイン構想も固まり、今月25日から始まる国際参加者会議(IPM)で概要を発表する予定だった。「完成に向けて全力で取り組んでいたのに」-。デザインを手掛けていた建築家は落胆の色を隠せない。

大阪市内に事務所を構える建築家の遠藤秀平さん(64)は「非常に残念で、気持ちの整理がまだつかない」と話す。大阪を拠点に国際的に活躍する遠藤さんは今回初めて万博のパビリオン設計に挑戦し、昨年11月にアルメニアと設計契約を結んでいた。

建設資材の高騰などで建設業者の選定に苦労する中、今年5月末にはようやく業者も決定。同国にとって今回の万博が初めての自前パビリオンとなり、国の威信をかけた大規模プロジェクトが本格始動していた。

関係者によると、準備を進めていた5月末に同国北部で洪水が発生。復興支援が必要となり、万博への予算措置が困難になったため、タイプAの断念を決断。建物の一部区画を借りる「タイプC」に移行する方向で協議しているという。

各国が意匠を凝らしたデザインは万博の目玉で期待も大きく、アルメニア館もデザイン発表の準備を進めていた。遠藤さんによると、パビリオンは高さ約16.5メートルのアーチ状屋根が特徴で、素材には再利用可能な波形建材「コルゲート鋼板」を使用する計画だった。

屋根の形は、旧約聖書でノアの箱舟が最後にたどり着いたとされる国境近くの「アララト山」(トルコ)と、アルメニア正教会の外観から着想を得たという。

屋根を高くして人々の視線を空へ誘う構想にこだわり、「紛争が多い地域だったことを踏まえ、国境のない空が持つ平和へのメッセージを建物で伝えたい」と遠藤さんは意気込んでいた。

「未来の建築物を見せるのが万博のパビリオン。誰かの記憶に継承される建物をつくりたかった」と同氏は悔しさをにじませた。

タイプAは資材価格高騰や慢性的な人手不足で希望国が60か国から現在51か国に減少。うち11か国は建設業者未決定で、決定済みの8か国も未着工の状態が続く。アルメニアは最も小さい規模の敷地面積900平方メートルでの建設を予定していたが、未着工国にはこれより大きい国も含まれるとみられる。タイプA実現は当初希望の半数程度の30~40か国にとどまるとの観測もあり、今後断念国が増える懸念が強まっている。(清水更沙)

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
Share Copied

Trending Post