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ガスの臭いがする建物から避難すると、耳をつんざくような轟音がした。最大震度7を記録した28日の地震後に爆発が起きた熊本県嘉島町の商業施設「イオンモール熊本」。
間一髪で被害を免れた人は恐怖で声を震わせた。広い施設を襲った爆発の激しさで、被害の全容把握は難航。
発生から1日が経過しても取り残された人がいるとみられ、29日も懸命の救出作業が進められた。延べ床面積約12万平方メートル。約200のテナントが入居する建物が強い揺れに襲われたのは28日午後4時27分。
イオン側の説明によると、避難を促す館内放送が流れ、5時ごろには来店客と従業員の計約4300人が屋外に避難した。2階にある店舗の店長、日高裕一朗さん(42)も従業員とともに避難した。
「全員外に出たが『荷物を取りに戻っていいですよ』となり戻ったら、建物内がガス臭い。早く外に出ないと駄目だと思った」。そう考え、また外に出た。