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キオクシアホールディングス(HD)株に新たなリスクが浮上している。米国で同社株を対象とした個別株レバレッジ型上場投資信託(ETF)の上場準備が進んでおり、これが株価の値動きをさらに激しくする可能性が指摘されている。
レバレッジETFは、原資産の日々の値動きに対して2倍や3倍の連動を目指す金融商品だ。このETFが上場すれば、短期売買を仕掛ける投機筋の資金が流入しやすくなり、キオクシアHD株のボラティリティ(変動率)が一段と高まる恐れがある。
すでに市場では、この新商品の動きを警戒する声が広がっている。現物株との裁定取引やヘッジ目的の売買が活発化すれば、株価がファンダメンタルズとは無関係に大きく上下するリスクが生じる。
証券アナリストは「レバETFの取引が急拡大すると、短期的なノイズが増える。個人投資家は過度な値動きに巻き込まれないよう注意が必要だ」と指摘する。一方で、流動性が向上するメリットもあるとの見方も出ている。
今後の焦点は、米証券取引委員会(SEC)の承認動向と、上場後の実際の資金流入規模だ。キオクシアHDの株主は、新たな値動き増幅リスクを織り込んだ運用戦略が求められている。