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ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は19日、同日未明までに首都キーウなどが露軍の大規模なミサイル、ドローン(無人機)攻撃を受けたとSNSで発表した。キーウ方面には40発以上の弾道ミサイルと約120機のドローンが発射されたとし、「キーウに対する過去最大規模の攻撃の一つだ」と指摘。攻撃で少なくとも民間人1人が死亡し、16人が負傷したとした。
露国防省は19日、今回の攻撃について、キーウや近郊の「軍需工場や物流拠点」などを標的としたと主張した。同省は攻撃の意図として、ウクライナの軍事能力を弱体化させる目的があると説明している。
ロシア西部タンボフ州では18日未明、大手通販企業の物流倉庫がウクライナのドローン攻撃を受け、従業員7人が死亡。今回の攻撃はこれに対する報復だった可能性がある。
この物流倉庫の攻撃では、ウクライナ軍の無人機により大規模な火災が発生し、ロシアの大手通販企業に約1000億円の損害が生じたとみられる。現地メディアは、倉庫に保管されていた商品がほぼ全焼したと報じている。
ウクライナ側はロシア領内の軍事・物流施設への攻撃を継続しており、今回のキーウ攻撃はこうしたウクライナの作戦に対する報復の一環とみられる。両国間の報復の応酬は激しさを増しており、今後の戦況に影響を与える可能性がある。(小野田雄一)