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ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、首都キーウで各国に派遣している大使らを集めた会議で演説し、対日外交について「日本では著しい政治的な変化があり、かなり期待していたが、結果は今のところそれほど大きくはない」と不満を表明した。その上で、日本とのさらなる関係強化に取り組むよう外交当局者らに指示した。
ゼレンスキー氏は対日外交で求める具体的な成果は明らかにしなかった。ただし、日本政府が殺傷能力のある武器の輸出を解禁したことを受け、ウクライナに対する将来の武器供与の実現などを期待している可能性がある。日本政府は紛争中の国への武器輸出は原則不可としている。
その上で「日本の支援に感謝しているが、(関係強化は)想定していたほどの規模にはならなかった。改善し、どうすれば実現できるか提案していかなければならない」と語った。
ウクライナではロシアの弾道ミサイルによる人的被害が拡大しており、ゼレンスキー氏が支援の実効性を重視する背景となっている。
今回の大使会議は、支援獲得に向けた外交戦略を再確認する場となった。日本に対しては、政治的な変化を踏まえた具体的な協力策を提案するよう求める考えを示した形だ。