t>

ホンダは8月5日、7月28日に発生した「令和8年熊本地震」を受けた主要生産拠点の稼働状況を発表した。二輪車を生産する熊本製作所に加え、取引先の被災による部品欠品の影響が四輪車生産にも波及し、埼玉製作所と鈴鹿製作所でも生産を休止する。
熊本製作所は地震発生後の7月28日夕方から8月7日まで、9日間にわたって生産を休止する。ただし、8月5日から復旧のめどが立った一部工程で稼働を再開した。今後、全面稼働に向けて復旧作業を進める。
四輪車の生産拠点である埼玉製作所と鈴鹿製作所では、熊本県内の取引先が被災した影響で部品の供給が滞り、生産調整を余儀なくされた。ホンダは両工場の具体的な休止期間や対象車種について詳細を明らかにしていないが、部品調達の回復状況を踏まえて順次生産を再開する方針だ。
一連の生産休止を受け、市場では供給不安が意識された。5日の日経平均株価は前日比2342円91銭高の6万6300円44銭と大幅に上昇したが、自動車株の動きは個別に異なった。ホンダの生産への影響が長引けば、国内外の納期遅延につながる可能性がある。
ホンダは今回の地震を受け、被災地域の復旧支援にも取り組む。同社は関連企業と連携し、部品供給網の早期回復を目指すとしている。二輪車の熊本製作所、四輪車の埼玉製作所と鈴鹿製作所という主力3工場の停止は、生産体制の見直しを迫る事態となりそうだ。