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ヤマハ発動機は、6月30日の取締役会で、完全子会社のヤマハモーターパワープロダクツ(YMPC)を吸収合併することを決議した。あわせて、YMPCに対する債権の一部放棄も決定した。合併は2027年1月を予定している。
同社は2025年2月に公表した新中期経営計画で事業ポートフォリオ戦略を掲げ、コア事業の競争力強化を進めてきた。市場環境の変化に即応するため、経営リソースの柔軟な配分が不可欠と判断した。
これまでの構造改革の一環として、2024年7月にはYMPCのパワープロダクツ事業の一部を第三者に譲渡。2025年1月にはゴルフカー・ランドカー事業の機能をYMPCからヤマハ発動機本体に移管している。
今回の吸収合併は一連の構造改革の集大成と位置づけられる。二輪車事業とマリン事業の基盤強化、そして戦略事業のLSM(低速モビリティ)事業の拡大を見据えた判断だ。
YMPCは現在、ゴルフカーやランドカーの製造を担当している。合併により、YMPCの人材、土地、設備などの経営資源をグループ全体で最適に配分し、中核分野での体制強化を図る。