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東京証券取引所などに上場する地方銀行・グループ73社の2026年3月期決算が15日出そろい、全体の約9割に当たる66社の純利益が増益となった。減益は4社で、赤字から黒字への転換が2社、赤字は1社だった。
日銀の利上げを受けて、貸出利息収入が堅調に伸びたことが好業績の主因だ。2年連続で黒字額が1兆円の大台を超え、地域金融機関の収益力が改善している。
銀行は預金を集めて企業や個人に貸し出すのが本業であり、貸出金利を上げやすい金融環境が収益を押し上げた。利上げの効果は今後も持続するとの見方が強い。
73社の純損益を単純合算すると1兆7120億円の黒字で、前期比36.7%増、4601億円が上乗せされた。好調な業績は地域経済の活性化にも寄与する可能性がある。
地銀業界では、人口減少や競争激化に伴う収益力強化が課題とされてきたが、今回の利上げ局面が一時的なものか長期的な構造変化かが今後の焦点となる。