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ROTTERDAM, NETHERLANDS – APRIL 19: Kodai Sano of NEC Nijmegen walks onto the pitch ahead of the Eurojackpot KNVB Beker final match between AZ Alkmaar and NEC Nijmegen at De Kuip on April 19, 2026 in Rotterdam, Netherlands. (Photo by Alex Bierens de Haan/Getty Images)NECに所属する日本代表MF佐野航大のブンデスリーガ移籍に黄色信号が点ったようだ。オランダメディア『voetbal international』が9日に伝えたところによると、ホッフェンハイム移籍は予想外の展開を迎えている。
2023年夏にNECへ加入した佐野は、これまで公式戦通算98試合に出場。今季はエールディヴィジ全34試合に先発フル出場し、3ゴール7アシストを記録するなど飛躍を遂げた。昨年6月には日本代表デビューも果たしている。
佐野については、日本代表DF町田浩樹が所属するホッフェンハイムへの移籍が有力視され、2031年6月末までの5年契約締結で口頭合意に達したと報じられていた。移籍金はNECのクラブ史上最高額となる約2000万ユーロ(約37億円)前後と見積もられていた。
しかし、ここにきて状況は一変した。ホッフェンハイムがアンデルレヒトからベルギー代表MFネイサン・デ・キャット(17歳)を獲得することで完全合意した模様。同じポジションの若手を迎えることで、佐野獲得の可能性は低下したとみられる。
NECを率いるディック・スロイデル監督は佐野の去就について、「彼をめぐる移籍の噂はあるが、その話は長引くことになりそうだ。もし彼が移籍しないのであれば、再びここでプレーを始めなければならない。ホッフェンハイムがデ・キャットを獲得するのであれば、佐野の取引は成立しないだろう。両方を獲得するとは思えないが、今後の成り行きを見守る必要がある」とコメントしている。
ドイツメディア『スカイスポーツ』によれば、ホッフェンハイムはデ・キャット獲得に向けて固定費約1700万ユーロ(約32億円)をアンデルレヒトに支払う見通し。選手とは5年契約で合意しており、近日中にメディカルチェックが行われるという。
佐野にとって、ワールドカップ2026出場を逃した悔しさをバネに新天地での活躍を目指すシーズンだったはずだ。だが、この交渉の停滞は彼のキャリアに影響を及ぼす可能性がある。他クラブからの関心も取り沙汰されており、今後の動向が注目される。
移籍市場では引き続き動きが続いており、佐野の去就は夏の終盤まで流動的とみられる。NEC側は高額オファーを引き出そうとする一方、選手本人は早期決着を望んでいる可能性もある。