t>

日本製鉄は、同社のGXスチール「NSカーボレックス ニュートラル(NSCarbolex Neutral)」が、国土交通省の発注する「グリーン鉄試行工事」の一部に採用されると発表した。
2026年7月31日、経済産業省および国土交通省は、CO2排出量を削減した鋼材であるグリーン鉄を活用した公共工事において、CFP(グリーン鉄の製造段階も含めたCO2排出量)の算定などを調査する「グリーン鉄試行工事」を実施すると発表した。
この試行工事は、2030年以降の公共工事におけるグリーン鉄の本格活用に向け、グリーン鉄の流通やGX価値などに関する知見を蓄積することを目的としている。国土交通省が発注する土木工事で、鋼矢板や橋梁厚板などをグリーン鉄として試行的に活用していく。
NSカーボレックス ニュートラルは、製造工程でのCO2排出量を従来の高炉鋼材に比べて大幅に削減した日本製鉄のGXスチールブランドだ。今回の試行工事では、実際の公共土木工事向けに鋼矢板や橋梁用厚板が供給され、製造段階を含むCO2排出量の算定データが検証される。
国土交通省は試行工事を通じて得られた知見を踏まえ、2030年以降の公共工事におけるグリーン鉄の本格活用に向けた制度設計を進める方針だ。日本製鉄もGXスチールの普及拡大を通じ、国内建設市場の脱炭素化に貢献する構えだ。