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日産自動車が2026年6月に発売したコンパクトSUV「キックス」のテストドライブを7月早々に行う機会を得た。結論から言えば、その完成度に深く感心させられた。
最大の美点は、あらゆるユーザーに対して何らかの我慢を強いることがない点にある。価格、室内空間、走行性能、燃費、静粛性——どの要素も高い水準でバランスしており、特定の領域で妥協を強いられることがない。
具体的には、コンパクトボディながら後席の足元空間は十分に確保され、荷室の使い勝手も実用的だ。パワートレインは1.6リッターエンジンを搭載し、加速は滑らかで街中から高速までストレスを感じさせない。
このクルマは、若いファミリーからアクティブシニアまで、幅広い層にフィットする。我慢を強いないという設計思想は、すべての面で高いバランスを追求した結果であり、日産が本気で市場に臨んだことが伺える。
日産渾身のコンパクトSUV「キックス」は、コンパクトSUVの新たなスタンダードを提示した。今後の販売動向が非常に楽しみな一台である。