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熊本県で最大震度7を観測した地震を受け、企業による被災地への支援物資輸送が本格化している。厳しい暑さが続く中、被災者や復旧作業員の熱中症予防に重点を置いた物資が目立ち、ペットボトル入りの水やお茶のほか、汗拭き用の制汗シートや塩分補給用のタブレット菓子などが届けられている。
コンビニ大手では、セブン-イレブン・ジャパンが7月29日以降、ゼリー飲料2700個、ペットボトル入りソフトドリンク5800本、制汗シート9400個、ウエットティッシュ4000個などを熊本県宛てに発送した。営業再開に向けて復旧作業中の店舗従業員には、冷凍おしぼりや塩タブレット菓子といった熱中症対策グッズも別途送った。同社広報は「暑さ対策で役立つ支援を重視している」と説明する。
ローソンは制汗シート約1万個を順次発送している。これとは別に、停電の復旧作業にあたる九州電力や関連会社の作業員向けに、600ミリリットルのペットボトル入り麦茶2400本や歯ブラシと歯磨き粉各240個、肌着なども送っている。
ファミリーマートも、Tシャツ1万着と、首などに巻くとひんやりとした冷感が一定時間続く冷却タオル10万個を、地元自治体と調整の上で発送する計画だ。
飲食料品メーカーも暑さ対策を重視した物資の提供を急ぐ。グミや塩分補給のタブレット菓子などが主力商品のカバヤ食品(岡山市)は、塩分補給用のタブレット菓子2万4000袋を被災地に提供する。「1人当たり1袋で1週間程度もつ想定」(広報)という。
またコカ・コーラボトラーズジャパンは、熊本市との災害時の協定に基づき、熊本工場(同市)の井戸水の提供を行うと発表した。(永田岳彦)