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トランプ米政権は4日、ブラジルの駐米大使の査証(ビザ)を取り消したと明らかにした。トランプ大統領が6月に指名した駐ブラジル大使候補の同意(アグレマン)をブラジルが先延ばししていることなどへの対抗措置と説明している。
米国務省は、ブラジル側が大使候補への同意手続きを進めていないことを問題視しており、今回の査証取り消しは外交上の対抗措置と位置づけている。
アグレマンは、大使の受け入れ国が派遣国の人選にあらかじめ同意を表明する外交慣行だ。この同意が得られない限り、トランプ大統領が指名した駐ブラジル大使候補は現地に赴任できない。
トランプ政権は南北米大陸を中心とする西半球での影響力拡大を目指しており、左派のルラ大統領が率いるブラジルに対して圧力を強めている。
今回のビザ取り消しもそうした圧力の一環とみられ、両国の緊張が一段と高まっている。