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国内で今夏開催される主要花火大会(106大会)のうち、約8割に当たる84大会で観覧エリアに有料席が設けられていることが、22日の帝国データバンクの調査で明らかとなった。1区画当たりの価格が最も高い「プレミアム席」の平均価格は4万611円に達し、10万円を超える高額席も珍しくない。地方では担い手の高齢化や物価高騰の影響で開催自体を取りやめる大会も増えており、チケットの高額化は開催維持が課題となっていることの裏返しでもある。
有料席を設けた大会の数は2025年も84大会で変わらなかったが、過半数の45大会で値上げを実施した。1区画当たりの料金が最も安い「一般席」の平均価格は前年比4.4%(231円)増の5517円。最上席や区画当たりの面積が広いテーブル席、ソファ席など快適に花火を楽しめる「プレミアム席」は前年比7.4%(2807円)の大幅増で4万円を超えた。
例えば利根川河川敷で約3万発の花火が打ち上げられる利根川大花火大会(9月19日、茨城県境町)では、「プレミアムキャンピングカー付きテーブル席」を50万円で売り出している。こうした高額なプレミアム席はインバウンド(訪日客)や富裕層向け、一般席は混雑や場所取りの苦労を避けたい若年層やファミリー向けと、有料席もすみ分けられている。
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