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「地図屋さんじゃなかったでしたっけ? と最近、お客さまからよく聞かれますね。そもそも位置情報APIやSDI、ソフトウェアを扱ってきた当社の事業領域は、SDVに関連しやすいのです」とHERE Japanの枝隆志代表取締役社長は語る。
意外にも初出展という人とくるまのテクノロジー展2026のブースにて、HERE Japanは元より地図会社として車載ナビゲーション用など位置情報プラットフォームをグローバル規模で扱う。展示を軸にSDVの中でどういった貢献を提案しているか、レイヤーで解説して知ってもらうのが目的だという。
自動車ソフトウェアの開発を効率化するには、バーチャル環境での開発作業が中心になる。例えば「HERE SceneXtract」は、従来は手作業で数日かかっていた地図に基づいた走行シーン環境を、地図上でエリアを任意に選び取るだけで数秒で生成できる。自然言語による条件付けや検索を通じて、条件を満たしたエリアを探し出させることも可能だ。
いずれも地図プラットフォームに元より含まれているデータに基づいた地理空間推論を活用し、自動運転の検証やシナリオベースのトレーニングに用いるロケーションを特定するという。高速道路の立体交差と住宅街が交じり合うような複雑なシーンでも、属性やコードを駆使せずにクリッピングや自然言語によって、OpenDRIVE形式の3Dシーンとして抽出し、そのままシミュレーションにとり込める。
HERE Technologiesは自動車業界向けにさらなるソリューションを展開中で、dSPACE Japanはテクノプロ コンサルティング・パートナーズ社と連携し、ガーミンジャパンはバイク用ナビゲーション「zūmo」シリーズを展示するなど、各社が技術を披露している。