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スマートフォンで撮影する写真は十分に美しく、手軽な時代になった。それでもなお、私たちがアナログカメラを手に取りシャッターを切る理由とは何か。
その答えは、おそらく「撮影を巡る体験」そのものに面白さを見いだせるかどうかにかかっている。“デジタル疲れ”なんて言葉も広がる中、Z世代を中心にアナログへの回帰が進むといわれる。自分の手で“瞬間を物質として残す”という行為には、改めて特別な価値が宿っている。
そんな時代に寄り添うように登場したのが、世界最小のアナログインスタントカメラの最新モデル「Polaroid Go Generation 3」(以下、Polaroid Go Gen 3)だ。
本体サイズは約106.5(幅)×83.8(高さ)×64.6(奥行き)mm、重さは約340gと、手のひらに収まるコンパクトさ。レンズはポリカーボネート樹脂製の固定焦点式で、焦点距離は63.75mm。シャッタースピードは1/500秒〜1秒、絞りはF14.4またはF32の2段切り替え式である。
フラッシュは真空放電管式。充電はUSB Type-C対応で、1.2mのケーブルが付属する。セルフタイマーや二重露光モードも搭載し、コンパクトなボディにクリエイティブな撮影機能を一通り備えている。
中でも光学システム(レンズ)とフラッシュ性能は大幅に改良された。実際に撮影してみると、描写の「シャープさ」が増したことに驚く。これまでの極小インスタントカメラにありがちだったピントの甘さや全体的なモヤッとした写りから脱却し、被写体の輪郭がすっきりと立ち上がる。近距離撮影性能の最適化に注力したという開発者の言葉通りだ。なお、Polaroid Go Gen 3ではフラッシュがデフォルトでオンになっており、これも近距離撮影の設計思想を反映している。
さらに、自撮り(セルフィー)が圧倒的に撮影しやすくなった。カメラ正面に搭載されたミラーのおかげで、撮影者が自分自身を確認できるため、フレーミングに迷うことがない。旅先やイベントで友人や家族とサッと自撮りをするのが、これまでにないほど実用的で楽しくなった。
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