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住友商事の株価が急騰し、時価総額は一時、5大総合商社の中で4位に浮上した。長年懸案だった不採算事業の売却が、株式市場で高く評価されたことが背景にある。
住友商事は、非中核事業の整理を加速しており、今回の売却により財務体質の改善や資本効率の向上が期待されている。市場関係者からは「果断な経営判断」との声が聞かれる。
一方で、業績の回復期待が株価に織り込まれつつあるものの、PER(株価収益率)は依然として5大商社の中で最低水準にとどまる。同社のバリュエーションは他社と比べて割安感が強い。
背景には、資源価格や市況変動への依存度の高さや、過去の大型プロジェクトの減損リスクが根強く意識されていることがある。投資家の間では慎重な見方も多い。
はたして、住友商事の現在の株価水準は適正と言えるのだろうか。不採算事業の売却が持続的な成長につながるかどうか、今後の業績動向が焦点となる。