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熊本県で最大震度7を観測した地震で生産を停止していたソニーグループの半導体製造子会社、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングは31日、菊陽町の「熊本テクノロジーセンター」について、8月4日から段階的に操業を再開すると発表した。
同社は建屋と設備の安全確認を進める一方、復旧作業も並行して実施し、8月4日から操業できる状態になったと判断。8月中旬にはフル稼働の水準まで回復する見通しだ。
ソニーは2016年の熊本地震の教訓から、建屋や生産設備の耐震強化に加え、復旧を迅速化するためのパートナー企業との連携などを盛り込んだ業務継続計画(BCP)を策定している。前回の地震では復旧に3.5カ月を要したが、今回は被害が比較的軽微だったこともあり、新たなBCPによって復旧期間を大幅に短縮できる見込みだ。
この拠点では、民生用デジタルカメラ、産業機器、自動車に使われるイメージセンサーの生産を行っている。
同社は生産を段階的に増やし、8月中旬のフル稼働達成を目指す。早期の正常化を図ることで、顧客企業への供給影響を最小限に抑えたい考えだ。(柳原一哉)