t>

米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は7月31日、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長が、金融政策を決定する会合「連邦公開市場委員会(FOMC)」の開催頻度を減らすことを検討していると報じた。ウォーシュ氏は直近の会合でこの提案を行ったという。
FOMCの定例会合は現在年8回開かれている。3、6、9、12月の各会合後には、出席者による経済見通しや政策金利の見通しが示される。会合の頻度が減れば、物価や雇用の情勢変化に迅速に対応することが難しくなる可能性がある。ただFRBは緊急会合を開くこともできる。
ウォーシュ氏は、将来の金融政策の方針をあらかじめ示す「フォワードガイダンス」を拒否しているほか、FRB高官が頻繁に講演することにも否定的で、情報発信に消極的な姿勢が目立つ。FOMCの回数削減は、国民が経済情勢やFRBの見解を知る機会のさらなる減少につながるとの指摘がある。
連邦準備法は、FOMCについて少なくとも年4回の開催を規定している。1980年代前半から、定例会合を年8回とすることが定着したとされる。(共同)
Google検索で「産経ニュース」を優先表示。ワンクリックで簡単登録。