
就職活動支援サイト「みん就」が、来春卒業予定の大学生を対象にした「IT業界新卒就職人気企業ランキング」を発表した。NTTデータが17年連続で1位となり、2位にはSkyが昨年の5位から上昇してランクイン。3位は富士通だった。
みん就によると、NTTデータは最先端技術への積極的な投資姿勢が学生から高く評価されたという。また、高度なIT人材に対して「年収3000万円以上」を提示できる人事制度も、学生の関心を集めたようだ。
Skyは、テレビCMの積極的な展開によって認知度が向上。多岐にわたるソフトウェア開発の実績が、学生から「幅広い業界に関われる」点を魅力と感じさせたとみられる。
富士通は一昨年の25位から昨年2位へと急上昇。今回は2年連続のトップ3入りを果たした。
4位は伊藤忠テクノソリューションズ、5位SCSK、6位野村総合研究所、7位サイバーエージェント、8位日本電気(NEC)、9位アクセンチュア、10位トヨタシステムズという順位となった。
7位のサイバーエージェントは初のトップ10入り。給与水準の大幅な引き上げやAI分野への巨額投資が学生に高く評価されたとみられる。6位の野村総合研究所と9位のアクセンチュアも、前年から順位を上げてトップ10に名を連ねた。
今回のランキングについて、みん就は「これまでの学生は福利厚生など働き方の柔軟性を重視してきたが、来年春の卒業生は、生成AI(人工知能)を積極的に導入・活用していることを企業評価の軸とする傾向がある」と分析した。調査は2010年に開始され、今回で17回目。2025年4月から2026年3月までに、延べ6670人を対象に実施。ノミネートされた248社の中から、学生1人につき志望企業5~7社を選択する方式で回答を得た。この結果は人材紹介会社のポート(東京都新宿区)が公表した。