
バレーボールの男子トップリーグ、SVリーグは5月1日からレギュラーシーズンの上位6チームによるプレーオフ「チャンピオンシップ」が幕を開ける。4月23日には都内で記者会見が行われ、進出チームの主力選手らが決戦を前にした心境を明かした。昨季レギュラーシーズン4位から準優勝へと躍進したジェイテクト愛知は、今季3位でプレーオフに駒を進めている。
ジェイテクト愛知を牽引する高橋和幸選手は、チームの現状について手応えを感じつつも気を引き締める。高橋選手は「終盤でやっと全員がそろったっていうのがうれしいところではあるんですけど、これからより精度を上げていかないといけない」と課題を挙げた。さらに「短い期間ですけど、もっとコンビネーションの部分だったり、しっかり詰めていければなと思っています。雰囲気自体は非常に良くなってきています」と話し、チームの結束力が向上していることを強調した。
準々決勝で対戦するのは、レギュラーシーズン6位の東京グレートベアーズだ。高橋選手は相手チームの守備力を警戒しつつ、「ブロックとディフェンス、自分たちと似たようなチームですので、ロングラリーをしっかり取り切れるか、大事な1点を取れるかっていうのがキーになってくるかなと思います」と分析する。東京GBについては「(東京GBは)ベテラン選手も多いですし、ブロックディフェンスの部分では古賀さんを軸にシステム的にやってくる。ロングラリーが多い試合になるかなって予想されるので、そこをどれだけ取れるか。それで自分たちの流れを引き寄せられるかっていうのが大事になってくる」と具体的な戦術を見据えた。
高橋選手個人にとっては、昨季の決勝でサントリーに敗れた悔しさが大きな原動力となっている。自らのプレーについては「自分自身はあんまり何も思っていないというのが正直なところなんですけど……。自分たちのバレーをどうやっていくかっていうところにフォーカスして、いい試合ができたらいいなって思います」と冷静に語る。しかし、頂点への思いは強く「個人としては昨シーズンは決勝で(サントリーに)負けてしまったので悔しい部分はある。しっかりリベンジできるようにしたい」と、リベンジに燃える内面をのぞかせた。
準々決勝はジェイテクト愛知のホームである愛知県内で開催され、地元ファンの熱い声援が期待される。高橋選手は最後に「緊張感ある試合を楽しみながら、チームを勝利に導けるようなプレーだったり、雰囲気作り、声かけだったりっていうのをしていきたいと思います」と締めくくった。悲願のタイトル獲得に向け、盤石の体制で初戦のコートに立つ。