
ソニーフィナンシャルグループ(FG)の遠藤俊英社長は29日、子会社のソニー生命保険で営業社員による顧客からの不正な金銭授受があったことに関し、「ご心配をおかけし心よりおわび申し上げる」と謝罪した。投資家向けの説明会で発言した。
遠藤社長は同日の説明会で冒頭、顧客や株主に謝意を示し、再発防止策を徹底する方針を表明。不正行為の全容解明を急ぐ考えを示した。
ソニー生命は、全契約者約280万人を対象に調査中。今月28日には、営業社員4人が在職中に顧客14人から計約1億2000万円を不適切に受け取っていたと調査の一部を発表した。
ソニー生命の坪田博行社長も29日の説明会で謝罪し、コンプライアンス態勢の強化を約束した。さらに、過去に横浜市内の支社で発生した別の不正事例にも言及した。
ソニー生命は同支社の営業社員が顧客ら約100人から計約22億円を借り入れ、社内規定に違反したとして2023年4月に懲戒解雇。事案の公表後、顧客から問い合わせが相次いでいた。