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三井不動産、NTT東日本、NAVER Cloudは7月21日、東京ミッドタウン八重洲でデリバリーロボット4台による館内配送サービスの本格運用を開始すると発表した。記者会見で明らかにされたこの取り組みは、フィジカルAIを搭載した最新のロボット技術を活用し、同施設での利用者体験向上を目指す。
2022年に竣工した東京ミッドタウン八重洲は、商業施設、オフィス、バスターミナル、ホテルなどを備える大規模複合施設だ。多様な利用者が行き交う施設として、オフィスワーカーの利便性向上、館内飲食店の利用促進、施設運営の効率化が重要なテーマとなっている。
サービスでは、LINEから注文した館内飲食店のフードやドリンクを、フィジカルAIを搭載したデリバリーロボットがオフィスまで配送する。クラウド上に構築したデジタルツインを活用し、セキュリティドアやエレベーターと連携することで、複数フロアをまたぐ自律配送を実現した。
3社は、ロボット配送を入り口として、デジタルツインを活用した施設運営DXの高度化を進める考えだ。これにより、施設全体の運営効率やテナントサービスの向上が期待される。
今回の本格運用は、2023年から実施してきた実証実験の成果を基にしたもので、三井不動産は「この取り組みを他の物件にも展開していきたい」と述べており、都市施設におけるロボット活用の新たなモデルケースとなる可能性がある。