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英与党・労働党の党首となったアンディ・バーナム下院議員(56)は20日、バッキンガム宮殿でチャールズ国王の任命を受け、首相に就任した。英国では不祥事などで短命政権が続き、首相の交代はこの10年で6回目。バーナム氏は中部マンチェスターの市長として地域経済を底上げした経験を踏まえ、地方分権の推進などを通じた経済再生を目指すとともに、支持率が低迷する労働党の立て直しを図る。
バーナム氏は、前任のスターマー氏が約2年で退陣するなど英国の政治が混乱に陥っている現状を受け、「私たちは英国の安定を取り戻せることを世界に示す必要がある」と訴えた。
その上で、政権運営に「新たな政治・経済モデルを導入する」と表明。高騰する生活費の負担軽減に向けた対策を21日に打ち出す一方、今年後半には新たな国家戦略となる10カ年計画を発表すると述べた。
また、トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領と近く電話会談する考えを示し、ゼレンスキー氏には「ウクライナへの支援に変更はないことを明確に伝える」と強調した。
バーナム氏は20日、ただちに組閣に入り、閣僚らを任命する予定。21日には新内閣の初閣議を開くとみられる。
新閣僚の顔ぶれについては、財務相にマフムード内相、外相には元労働党党首のミリバンド・エネルギー安全保障相らの名前が取り沙汰されている。英紙タイムズによると、人工知能(AI)を担当する閣僚級ポストが設置される見通し。