t>

ウクライナのフェドロフ国防相は19日、ロシアがウクライナ侵攻で使用した兵器の技術情報を、ウクライナの防衛企業や友好国に提供するプラットフォーム「トロフィーラボ」を設置したと発表した。ミサイルや無人機の残骸を回収して部品を分析しており、情報公開を進めることでロシアの軍事技術の弱点を把握し、対抗する技術開発を促す狙いがある。
フェドロフ氏は、ロシアが兵器を使用すればするほど情報が明らかになり「世界はロシアを抑止する方法を学べるようになる」と述べた。
情報を提供する先の友好国の国名は明らかにしていないが、ウクライナに兵器を供与している欧米諸国が念頭にあるとみられる。フェドロフ氏は友好国の防衛力強化にもつながるとしている。
ウクライナ政府は、これまでもロシアの兵器に使われた外国製の部品などを公開してきたが、友好国や防衛企業が兵器に関する情報をまとめて得る仕組みはなかった。
今回の「トロフィーラボ」開設により、ウクライナと友好国間の防衛協力が一層強化される見通しだ。ロシアの軍事技術の透明性が向上し、国際的な制裁や輸出管理の効果的な実施にも貢献すると期待されている。