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サンデンは、新たに開発した大容量PXコンプレッサー『Large PX(180cc)』を、欧州大手OEM向けに初めて受注したと発表した。この製品は車両の熱マネジメントシステム向けに設計されており、電動化の進展に対応した高出力・高効率なコンプレッサーとして注目されている。
本製品は2028年の量産開始を予定しており、同社にとって大容量PX領域における初の量産案件となる。サンデンはこれまで中容量PXコンプレッサーで実績を積んできたが、より大型の車両や電動パワートレイン向けに新たなラインアップを追加することになる。
近年、自動車業界では電動化の進展や環境規制の強化に加え、車両の高出力化が進んでおり、熱マネジメントの重要性が高まっている。特に電動車両ではバッテリーやモーターの冷却・暖房が航続距離や性能に直結するため、効率的なコンプレッサーの需要が拡大している。
日本プラストの米国子会社、Neaton Auto Products Manufacturingは、サンデンのコンプレッサー技術を活用したシステム開発で協力する可能性がある。同社は北米市場向けの熱マネジメントソリューションを強化しており、今回の受注がグローバル展開の足掛かりとなる見通しだ。
サンデンは今後、他の自動車メーカーへの提案も積極的に進めるとみられ、大容量PXコンプレッサーの市場シェア拡大を目指す。2028年の量産開始に向けて、生産体制の整備やサプライチェーンの構築を加速させる方針である。