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中国の王毅外相とロシアのラブロフ外相は24日、中央アジア・キルギスで会談し、日本の軍事力強化を「再軍備」と位置づけ、これを阻止すべきだとの認識で一致した。産経新聞が25日、中国外務省の発表として伝えたところによると、両外相は第二次大戦後の国際秩序を維持する立場から、日本に対する警戒感を共有した。
会談で王毅氏は「中ロ両国は第二次大戦の勝利の成果を断固として守らなければならない。日本の再軍備は決して許してはならない」と強調した。中国外務省の発表によれば、王氏は日本の防衛力強化を「新型軍国主義」と非難し、ロシアとの連携を前面に打ち出す形で圧力を強めている。
これに対しラブロフ氏は「日本が加速する再軍備と、核兵器保有の試みに対して強い警戒感を有しており、断固として反対する」と応じた。ロシアはウクライナ侵攻後、日本が対露制裁を強化したことに反発しており、両国の利害が日本の封じ込めという点で合致した形だ。
両外相は上海協力機構(SCO)の外相会合出席のためにキルギスを訪れており、会談ではSCOの枠組みを活用した戦略的協力の拡大についても意見を交わした。中国とロシアは近年、日本周辺での軍事活動を著しく活発化させており、最近も中ロ海軍艦艇が沖ノ鳥島の南西海域を共同航行し、中国のミサイル駆逐艦が射撃訓練を実施している。
日本の防衛政策を巡っては、政府が国家安全保障戦略を改定し、反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有を打ち出すなど、従来の専守防衛の枠組みを超える動きが続いている。中ロ両国はこうした日本の姿勢を「軍国主義の復活」と断じ、共同して牽制する姿勢を鮮明にしている。