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中国外務省の劉勁松アジア局長は26日、旧日本軍が遺棄した化学兵器の処理作業が行われている吉林省敦化市の現場を視察した。視察中、劉局長は日本側の作業責任者らに対し、処理作業を加速するよう強く求めた。この情報はアジア局が27日、通信アプリ「微信(ウィーチャット)」の公式アカウントで発表した。
劉局長は現地で、旧日本軍による化学兵器の遺棄を「日本軍国主義が犯した重大な罪」だと主張。さらに、「遺棄化学兵器の害を早期に除去する」必要があると訴えた。これらの発言は、日本軍の過去の行動を厳しく非難する内容となっている。
日本側は、劉局長の要求に対し「中国側の懸念を重視している」と応じたという。両国間では長年にわたりこの問題に関する協議が続けられているが、日本側は中国の立場に理解を示した形だ。
日中両政府は1999年、遺棄化学兵器の廃棄処理について覚書に署名している。この覚書に基づき、日本政府が処理に必要な資金や技術などを提供することで合意しており、現在もこの枠組みに従って作業が進められている。
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