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中国税関総署は14日、6月の貿易統計(ドル建て)を発表した。輸出は前年同月比27.0%増の4123億ドル(約67兆円)となり、8カ月連続のプラスを記録。伸び率は5月の19.4%から拡大した。世界的な人工知能(AI)関連投資の活発化を背景に、集積回路(IC)など関連品目の輸出が好調だ。
輸入は36.0%増の2867億ドル。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1256億ドルの黒字で、5月の1054億ドルから拡大した。
国・地域別では、米国向け輸出が13.9%増、輸入が25.9%増と回復傾向が続く。両国は5月の首脳会談を受けて経済・貿易関係の安定化を進めている。一方、関係悪化が続く日本向けは輸出が6.9%増、輸入が33.9%増。日本向けではレアアース(希土類)磁石の輸出が低水準となるなど影響が広がっている。
1~6月期の輸出は全体で前年同期比17.6%増の2兆1253億ドル、輸入が26.6%増の1兆5493億ドル。貿易収支は5759億ドルの黒字。2025年は通年で初めて黒字額が1兆ドルを上回ったが、26年1~6月期も前年同期の5859億ドルに匹敵する水準だ。
品目別では、集積回路が96.1%増、自動車が53.9%増、船舶が29.4%増と大きく伸びた。船舶は中東情勢の混迷長期化を受けて需要が増している。