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任期満了に伴う奈良県安堵町長選が7日、告示され、無所属新人で元町議の近藤晃一氏(72)のほかに立候補者がおらず、無投票で初当選が決まった。同日告示された町議補選も同様に無投票となり、両選挙とも無所属新人の勝利が確定した。
町長選で当選した近藤氏は、県農協中央会専務理事や町議会議長を歴任した政治経験を持つ。今回の選挙戦では「教育・子育て支援の拡充」「福祉・介護サービスの充実」「インフラ整備の推進」を重点政策に掲げ、地域活性化を訴えた。
安堵町によると、町長選での無投票は平成18年以降、6回連続となる。この背景には、人口減少や高齢化が進む中で、立候補を希望する人材の不足が指摘されている。
町議補選(欠員1)でも、無所属新人で元奈良中央信用金庫専務理事の谷野守弘氏(70)のみが立候補し、無投票で初当選を決めた。谷野氏は金融機関での豊富な経験を組織運営に生かす考えを示している。
両選挙とも無投票となったことについて、町選挙管理委員会は「民主主義の観点からは課題があるが、町政運営の安定にはつながる」とコメント。ただし、住民の政治参加の促進が今後の課題としている。