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富士山に一番近い道の駅で“無許可営業” 業者が提示した退去条件と町の反応

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Kenji Watanabe
経済 - 30 4月 2026

静岡県小山町の富士山に最も近い道の駅「すばしり」で、町から運営を委託された地元業者が契約終了後も「無許可」で営業を続けている問題が深刻化している。込山正秀町長は28日の定例会見で「不法に占領している」と強く批判し、業者を提訴する方針を明らかにした。人口1万7千人の小さな町で起きた異例のトラブルは、交渉決裂の経緯とともに徐々に明るみに出ている。

町によると、業者である地元の「観光開発」の社長とは「よく知っている人だ」と述べ、込山町長は「できれば話し合いによる解決をしたかった」と悔しさをにじませた。水面下で施設のスムーズな移譲に向けた交渉を重ねてきたが、決裂の最大の要因は業者が契約期間中の2023年ごろに5千万円以上を投じて行った施設改修だった。町との協定では原状回復工事の上で明け渡す義務があるが、業者は契約満了後の工事を主張し、町は「契約中に工事を終えるのが前提」と反発した。

会見で明らかになった業者の退去条件は3パターン。一つ目は「5100万円を補償すれば直ちに現状のまま引き継ぐ」、二つ目は「2千万円の補償で今年6月末を限りに引き継ぐ」、三つ目は「補償を求めず8月末を限りに引き継ぐ」というものだ。町はいずれも拒否し、込山町長は「一つも飲めない条件だった」と憤った。業者の改修費用には国の補助金も含まれていたという。

町は近日中に業者を相手取り、建物からの退去や土地の明け渡しを求めて提訴し、仮処分も申し立てる方針だ。「無許可」で業者が営業を続けて約1カ月。記者が28日に訪れたところ、トラブルを伝える貼り紙はなく、足湯も含めて「通常営業」が続いているように見えた。昼時のレストランでは30人ほどの外国人観光客が和食を楽しみながら富士山の写真を撮っていた。

しかし、売り場の商品は今月上旬に訪れた時より減っており、業者の代理人弁護士によると納入を見合わせる取引業者も出始めている。施設を頻繁に利用する男性(60)は「売られている野菜などの品数が減ってしまった。閉店セールのようだ」と嘆き、「ここまでこじれるのは町にも責任があるだろう。早めに何らかの手を打つべきだった」と批判した。一方、ツーリングで訪れた山梨県の自営業の50代男性は「契約は終わったのだから、立ち退かないのはおかしい」と指摘し、「利用者が多い施設だから、閉鎖するようなことにはならないでほしい」と先行きを心配した。


📝 編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、
朝日新聞デジタル
の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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