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7月31日のニューヨーク外国為替市場で円相場がドルに対して急伸し、一時1ドル=157円24銭を付けた。5月中旬以来約2カ月半ぶりの円高ドル安水準で、前日比で2円程度の円高が進行した。市場では過度な円安阻止のため、2日連続の為替介入が実施されたとの観測が広がった。
ロイター通信によると、米政府の31日午前の閣議に出席したベセント財務長官の手元には「50億~100億ドル(約8000億~1兆6000億円)分の日本円購入」と書かれたメモがあったとされる。日米当局による協調介入の可能性も浮上している。
欧米メディアによると、財務省はニューヨーク連邦準備銀行を通じて複数の銀行に対し、円相場へ介入する可能性があり、今後の動きに備えるよう異例の通告をしていたことが判明した。
朝方は前日の日本政府・日銀による為替介入で円相場が大きく上昇した反動から円売りドル買いが先行し、160円台で推移した。その後、財務省の通告が伝わると為替介入への警戒感が強まり、158~159円台で不安定な値動きとなった。
夕方にかけて円買いドル売りの勢いが加速し、157円台前半まで一気に円高が進行。市場では日米協調介入への思惑が一段と強まった。(共同)