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タジマモーターコーポレーションの田嶋伸博会長兼社長が、長野県大町市内の原野に金属くずなどを廃棄したとして、廃棄物処理法違反の疑いで逮捕された。同社が12月7日に発表したもので、現在は事実関係の調査を進めている。
タジマは2020年からグループ事業として、長野県大町市の爺ガ岳スキー場の経営に参画。同スキー場は、タジマが事業再生目的で買収した大町温泉観光が運営している。施設の老朽化により安全性に問題があるとしてタジマが対応を要請し、大町温泉観光が建物を取り壊した際、金属くずなどの廃棄物をスキー場内に埋める形で投棄したとみられる。
この廃棄物処理をめぐり、大町温泉観光の代表者が捜査対象となったことを機に、タジマは事実を把握。同社は大町温泉観光に対し、法令に沿った適切な処分を指示し、実行させたとしている。その後、大町温泉観光の代表者は起訴されている。
一部報道では、田嶋社長が関連会社役員と共謀して廃棄物を処理したとされているが、タジマ側は「そのような共謀の事実はない」と否定している。
一方でタジマは、子会社に廃棄物処理法違反の行為があったことや、違反の事実を把握できず対応を指示していなかったことを認め、「深くお詫びを申し上げるとともに、今後はグループ内各社の法令遵守体制を強化する」とコメントしている。
田嶋会長は「モンスター田嶋」の愛称で知られ、ヒルクライムレースなどで活躍。電気自動車普及協会(APEV)代表理事なども務めている。