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野球日本代表「侍ジャパン」の新監督に就任した井口資仁氏(51)が25日、東京都内で記者会見を開き、世界一奪回への決意を表明した。井口氏は「大変光栄に思うと同時に、責任の重さを感じている」と語り、意気込みを示した。
井口氏は「世界の野球は日々進化している」と現状認識を示し、「現状に満足することなく、新しい考えを取り入れながら、日本の伝統と強みを融合させて、世界の頂点を目指していきたい」と抱負を述べた。その言葉には、国際舞台での経験を生かした変革への強い意志がにじんだ。
日本代表は今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で準々決勝敗退に終わり、井端弘和前監督は大会後に契約満了で退任していた。侍ジャパン強化委員会は後任選定にあたり、国際大会や海外での豊富な経験、強いリーダーシップと求心力、国内外での信頼と知名度を条件に掲げ、米大リーグで2度の世界一を達成した井口氏を抜擢した。任期は2028年ロサンゼルス五輪までとなる。
井口氏は国学院久我山高から青山学院大を経て1997年にプロ入り。国内ではダイエー(現ソフトバンク)、ロッテで計3度の日本一を経験。米大リーグでは2005年にホワイトソックス、08年にフィリーズで世界一に輝いた。引退後は18年からロッテ監督を5シーズン務め、指揮官としても経験を積んだ。
井口新監督の初陣は11月に開催予定のアジアプロ野球チャンピオンシップとなる。メジャー経験者の侍ジャパン監督就任は史上初めてで、新たな歴史の幕開けに注目が集まる。