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帝国データバンクは14日、独自に試算している「カレーライス物価」の今年5月の平均が一食当たり361円だったと発表した。前年同月比では12円上昇したものの、前月比では3円低下しており、コメ安の影響でカレーライス物価全体は値下がり傾向にあるという。
カレーライス物価は、総務省の「小売物価統計調査」を参照し、肉や野菜などの原材料費に加え、調理にかかる水道光熱費などを帝国データバンクが独自に試算した指数である。
今年5月の試算では一食あたり361円となり、前年5月の349円からは3.4%の上昇、今年4月の364円からは0.8%の低下となった。前年からの値上げ幅が10円台で推移したのは、「令和のコメ騒動」が本格化する前の2024年6月以来、約2年ぶりとなる。
カレーライス物価を強く押し上げてきたコメ価格は、2025年に一時5キロあたり5000円を超えたものの、その後は急激に値下がりしている。
帝国データバンクは、今回の結果について「肉類や野菜などの価格高騰分をコメの値下がり分が吸収する形で、カレーライス物価全体が値下がり傾向に転じた」と分析している。
さらに、2026年6月のカレーライス物価は352円になるとの予想を発表。「今後も暑さによる生育遅れなどから肉・野菜類ともに大幅な値上がりをする可能性はあるものの、コメ安がそれらのコスト増を打ち消す形で当面下落が続くとみられる」と予想した。